草刈り・庭片付け

「家の周りの草を全部片づけて欲しい」とお電話をいただき、まずは見積にお伺いしました。体を悪くしてから、しばらく草取りをしていなかったとのこと。確かに、家の周囲をぐるりと一周してみるとどこも草に覆われていました。見積をして、作業はさっそく翌日行うこととなりました。

草刈のやり方には、いろいろあります。いちばん丁寧なのが「根から取って欲しい」という場合。草刈鎌による手作業で掘り起こしながら草を刈るため、時間もかかります。「根まで掘る必要はなく、庭をすっきりさせたい」というのであれば機械で草を刈り、集めて処分するという方法もありますが、機械が入れない場所や狭い通路、石のある場所などはやはり手刈りとなります。そのお宅によってケースバイケースとなるため、作業前に見積をさせていただいています。

今回の依頼は、「全て根から取って欲しい」というもの。花壇にしていた前庭にある植物も、家の両サイドや裏にある草も、全て手作業で取り除くことになりました。イチゴやハーブは「残しておいて欲しい」というご希望があったため、踏まないよう抜かないよう注意しながらスタッフ3名で作業スタートとなりました。

ラベンダーの枯れ木が広範囲に根を張っていた前庭部分。根をおこして取り除き、全て片付けました。手前に残っているのが野イチゴです。
隣家との境にカヤツリグサやギシギシ、スギナなど何種類もの雑草が。根が横に広がっていて取り除くのが困難なものが多く、ここが一番時間がかかりました。
タンポポの花もあちこちにありました。タンポポの除去は、綿毛が飛ぶ前に行うのがポイントで、綿毛が飛んで根付いてしまうとさらにその数は増えてしまいます。

草取りの依頼が多くなるのは6~7月。でもそれより前、5月のうちに草取りをしてその後除草剤を撒いたり防草シートを張るなどしておくと、その後の雑草のメンテナンスはぐっと楽になります。そして、時期が早いほど草取りの費用も抑えることができるんです。

このお宅では、作業終了後あらためて防草シートを敷く見積をすることになりました。雑草がなくなれば虫の発生も抑えられるため、夏も快適に過ごせそうですね。

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