マイナス4度は水道凍結の危険サイン
気温がマイナス4度を下回るようになると、天気予報では「水道凍結にご注意ください」という注意喚起がされるようになります。このくらい寒い時には、寝る前やお出かけ前に水落としをしておくと安心です。特に築年数の古い住宅や、下が車庫になっている基礎高のお宅などは要注意。さらにマイナス10度くらいが数日間続くと、それ以外の凍結リスクが少ない家でも凍結が起こるようになってきてしまいます。
給水管が古い場合も凍結リスクは上がります
給水管が古くて、鉄や銅などの金属製の場合にも凍結リスクは上がります。配管が古くなってくると、管の中にできたサビがだんだん増えて水の通り道を塞ぎ、凍結しやすい状態にしてしまうためです。
空き家の水道凍結問題
うっかり水抜き栓を閉め忘れて家中水びたしにしてしまった…そんなお電話をたびたびいただくのが空き家です。冬の間家を空ける方、入院される方も要注意です。時には20カ所にも及ぶ水道管破裂の修理となる場合もあり、そうなると費用もかなりかかります。水道管の凍結破裂の修理自体には、火災保険が適用にならないため、思わぬ出費となってしまいます。
水落としに自信がない方はご依頼ください
蛇口や水道管の中にある水が凍ってしまうのを防ぐために、北国の水道設備には必ず「水抜き栓」が付いており、ここを閉めると管の中が空っぽになります。これが「水落とし」です。水落としの仕方はその建物の設備の状況によって違っており、ハンドルを回すものやボタンで自動で水抜きをするものなど様々。例えば賃貸物件なら、お部屋に備え付けの説明書に必ず水落としの仕方が記載してあるはずです。もし、それを見てできるか自信がないときは<おうちの修理工房>にご依頼ください!特に依頼が多くなるのは年末、帰省で長期間家を空ける方からご連絡をいただくことが多いです。天気予報を確認して、心配な時はお気軽にお電話ください。