凍結・破裂で水びたし

仕事も終わり、帰ろうとしていた夕方、電話が鳴りました。「家が水浸しになっているからすぐに来てください!」

まずは「水抜栓で水は止められますか?」と尋ねたところ「水抜栓が冷蔵庫の裏にあるので手が届かない」という返事。幸い場所はご近所です。10分ほどで駆け付けることができました。

到着して状態を確認すると、2階全体が水浸しになっていました。2階はもう使っていないため、火の気がなく、そのせいで2階にあるトイレの給水管が凍結→寒さが緩んだため破裂→破裂部分から水漏れ という過程を経て水浸し状態になった模様。

とりあえずは止水です。水抜栓は確かに大きな冷蔵庫の裏にあり、周りにも物があるためどけるのは時間がかかりそうです。そこで水道メーターの場所をお聞きして、元から止めることにしました。しかし、先週末の大雪で、水道メーターのある場所には除雪した雪が積んでありました。その高さ1メートル以上…まずはその雪をどかし、水道メーターを見つけるところから作業が始まりました。

雪を掘り、水道メーターで止水して、2階のトイレへ。使用しているトイレであれば破裂した部分の修理をするのですが、もう使っていないとのことなので、水が出ないように止める処置をしました。水は2階全体に広がり、耳を澄ますとポタポタ下に漏れていっている音が聞こえます。不幸中の幸いで、下は倉庫になっていました。倉庫の中を確認すると、やはり水が大量に上から落ちてきていました。断熱材もおそらく水浸しで、今後凍ることが予想されますが居住スペースではないため、今すぐ修理するかどうか悩むところです。

今回はお客様の判断で、断熱材の入れ替えなどは今すぐしないということになりました。ついでに荷物の移動など、後日作業となるお仕事もいただき、作業終了。「これで落ち着いて寝られるわ~」と、お客様もほっとしたご様子でした。

札幌は先週、最高気温がマイナスとなる「真冬日」が続いていました。積雪もなかったため、地面から底冷えする状況となっていました。。これが原因で凍結が起こり、今週寒さが緩んだことで今度は凍結した水道管が破裂してしまったんですね。

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凍結しても、「融けるまで放っておこう」とそのままにしておくと、こういう事態が起こることがあるので注意が必要です。使わない場所は、水落しをして水が出ないようにしておくと安心ですね。

便利屋まねきねこでは、水落し作業も承っておりますので不安な方はぜひご依頼ください!

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