流し台の下が水浸しに!
洗い物をしたり、水を出したりするとキッチンの下から水がポタポタとたれてくる。キッチンを使っていない時には水が漏れない。そんなご相談を時々いただきます。
見にお伺いしてみると、かなり年季の入ったキッチン。水漏れが給水管なのか蛇口なのか、それとも排水なのか…いろいろと調査してみた結果、水漏れを起こしていたのはシンクの排水口の縁の部分と判明しました。ここがステンレスの腐食により劣化して穴が開き、隙間から水が落ちてきていたのです。
原因はシンクの劣化による穴
どんなに小さな穴でも、水が漏れてきてしまうと下は水浸しとなってしまいます。また、小さな穴だからといって一時的に補修してもそれはあくまで応急処置であり、またしばらく経つと水漏れが起きてきてしまう可能性が大です。放置しておくと床が傷んだり、2階以上の場合は下の階に水漏れが起きてしまうリスクも出てきます。
さらに、それだけステンレスが劣化しているという事は他の場所にも穴が開く可能性があるということ。こうなった場合は流し台そのものの交換をおすすめしています。何度も補修するとそのたび費用がかかるため、その費用をかけるくらいなら新しいものに交換する方が結果として費用対効果が高く、何より安心して使えます。
流し台交換にかかる時間
システムキッチンではない場合は流し台のユニットを入れ替える作業で1〜2時間ほど、システムキッチンの場合はそのお宅のキッチンの状況によって施工時間は変わります。毎日使う場所ですから、なるべく使えない時間が少なくて済むよう段取りさせていただきますのでご安心ください。
もし借りてる部屋のシンクが水漏れしたら
もし賃貸アパートやマンションのシンク下から水漏れしてきたら。まずは気づいたらすぐ管理会社か大家さんに連絡することが大切です。水漏れを知りながら放置したことで、後々入居している方の責任を問われることだって考えられるからです。漏れた水を放置したために下の部屋まで水浸しになり…なんてことになる前に相談しましょう。
部屋を借りている人には「善管注意義務」があり、部屋を管理する者として注意して室内を使う事が求められています。そしてそれに違反したと認められる場合、修理の費用負担が求められることもあるので注意が必要です。